Uber Eats(ウーバーイーツ)を注文するとアプリ上に「配達予定時間」というものが表示されます
「いまどきのAIはすごいな~。この時間に着くんやな、了解」
とそのままアプリを閉じて、実際は違う時間に料理が届いた、ということがちょくちょくあります
この記事では
- 配達予定時間の仕組み
- 最も遅い到着予定時間の仕組み
をそれぞれ解説することで
- 配達(到着)予定時間を正しく理解して
- 快適にUber Eatsを使うことができる
ようにしていきます
Contents
配達予定時間はコロコロ変わる
まず注文アプリの上に大きい文字で表示される配達予定時間ですが、この時間はコロコロ変わります
例として最近私がモスバーガーを注文したときのスクショをのせます
お分かりでしょうか?
- 配達パートナーが料理を受け取る(ピックアップ)前 1:05
- 配達パートナーが料理を受け取った(ピックアップ)後 12:54
ピックアップ後の配達予定時間が10分ほど早まっています
これはAIが予想していたよりも早く料理の準備ができたからです
ピックアップ前後だけでなく、配達パートナーの移動速度に応じても配達予定時間は変わります。つまり
注文が完了した直後の配達予定時間だけを見ると、実際の配達時間のズレは高い確率で起こります
配達予定時間はあくまで「目安」だと思っておきましょう
配達予定時間を信じすぎたときに起こるトラブル
これは配達パートナーである私自身がちょくちょく経験することなんですが
- 配達予定時間よりもかなり早く配達先に到着し、注文者が外出中でまだ帰ってきていなかった
- 配達時間よりも遅く配達先に到着し、注文者に怒鳴られた
こんなことが起きます
私は1年以上配達をしているので配達時間よりも遅れることはほとんどありません。多いのは配達時間を大きく上回って早く到着するパターンです
注文者さんが在宅で「早いね!すごいね!」と喜んでくれるだけならこちらも嬉しいんですが、「え、予定時間よりめっちゃ早い!まだ家にいないよ!」というケースは次の配達に響くのでかなり困ります
配達予定時間より配達が遅くなる原因
よっぽど方向音痴だったりUber Eatsを始めたばかりの配達パートナーでないかぎり、配達予定時間より大きく遅れることはほとんどありません
それでも配達予定時間より配達が遅れるケースがあります
- 大雨などで他の配達パートナーが極端に少なく、注文をさばききれず遅延が発生している
- 注文の入ったお店が僻地(へきち)で近くに配達パートナーが全くいないのでなかなかマッチングされない
こんなときはどうしても配達が遅れます
天候が原因のときはある程度察することができると思います
配達パートナーがいなくてマッチングが遅いときは、注文アプリを見れば配達パートナーが見つかったのかどうかはすぐ分かります
配達パートナーには配達予定時間が見えない
一度雨の強い日に配達したとき、注文者に怒鳴られたことがありました
「今何時やと思ってんねん!予定時間見てみ、分かるやろ!」
残念ながら配達予定時間は注文アプリにしか表示されません。なんでやねん笑(ちなみに私が注文を受けて配達完了まで15分もかかっていませんでした)
大雨でも怒鳴ってくる注文者だったので説明しても納得してもらえずBad評価をつけられましたが、これはアプリの仕様なのでどうしようもありません
この記事を読んだ人は「配達パートナーにはこの時間は見えない」ということを頭の片隅に置いておいていただけると幸いです
最も遅い到着予定時間は過去のデータに基づいた「ただの予想」
注文アプリの配達予想時間の下に小さく表示される「最も遅い到着予定時間」は、配達予定時間よりも目安要素が強いです
これが一体どういったものかというと、説明がこちら
「過去のデータによると、多分この時間までには着くはずだよ!保証はできんけど」
これが「最も遅い到着予定時間」の定義です
配達予定時間と同じように
- 大雨のような悪天候
- そのときのお店の近くの配達パートナーの状況
によっては表示されている時間より遅くなる可能性があります
今年の梅雨の時期(その日は土砂降りでした)に夜中の12時を少し回ってお弁当をお届けしたことがあったんですが、その注文者さんは1時間以上待たされていました
「絶対この時間までには着くんやな」
とは思わないよう気をつけてください
まとめ:配達時間は配達パートナーの力量とその日のコンディション次第
配達予定時間と最も遅い到着予定時間について解説してきましたが、結局言えることは
配達パートナーがベテランなら予定時間より早いことが多いし、天候やお店の近くの配達パートナーの状況によっては予定時間より遅くなることもある
ということです。一番確実なのは
アプリに表示される配達パートナーの位置を随時チェックしておくこと
そうすればいつでも予想に振り回されずにすみます
専業でUber配達員をしている者です。
大幅に予定時刻から遅れてしまう原因は他にもあります。
Uber配達を知り尽くして以降に、私が今でも大幅に遅れてしまうパターンは一つだけです。
(今では多種多様なトラブルを経験済みなので大丈夫ですが、経験が浅い頃は対処に困りました。)
以下、それを説明します。
まず、下記の2つの、配達員側の状況をイメージしてください。
状況①:
Aさんへの配達完了後、Bさんのお宅へ配達することが決まっている。
(Uber配達では、「一つの店舗で2件分の商品を受け取る→Aさん宅に届ける→Bさん宅に届ける」ということがよくあります。)
状況②:
Aさん宅への配達中に、Bさんからの注文リクエストを受け取った。
(つまり、「Aさん宅への配達完了→Bさんが注文した商品の店舗へ行き商品を受け取る→Bさん宅へ行く」ということが決まっている状況です。)
↓↓これが結論↓↓
状況①であれ、状況②であれ、
何らかの理由でAさんのお宅がなかなか見つからないとき、Bさんへの配達は当然遅れます。
↑↑これが結論↑↑
届け先が見つからない原因は様々です。
(配達員の単なる力不足/注文者が間違った住所を登録した/配達用アプリでピンずれ(間違った目的地へ案内すること)が起こった/注文者のお宅が初見殺しな場所にある/正しい住所を検索してもGoogleマップでヒットしない/注文者が現れず連絡しても返信無し などなど)
状況②の場合は、まだBさんの商品を受け取っていませんから、配達員が「こりゃAさん宅の発見まで時間がかかるぞ」と悟ったときに、
配達員がBさんに事情を伝えるメッセージを送った上で、Bさんからの注文をキャンセルすることも可能です。
「自分がBさんへの配達を担当するよりも、他の配達員に回した方がBさんは早く受け取れるだろう」と判断したときは、このようにします。
しかし状況①では、既にBさんの商品を配達員が受け取ってしまってますから、もう自分で配達するしかありません。
Aさん宅の発見が遅れれば遅れるほど、Bさん宅への到着も遅れるわけです。
具体的な事例まで挙げてくださりありがとうございます!
確かに配達遅延の原因はたくさんありますよね。
経験を積むごとにイレギュラーに遭遇する新入りたちを不憫に思うことが増えます苦笑
お時間を取って詳細に書いてくださったので、記事も更新しようと思います^^
配達時間はウーバーアプリのように一律ではなく距離により変化します。5kmまでなら30分ですが、10km位であれば1時間はかかるでしょう。距離を目安にするとおおよその所要時間が予想できます。